こんにちはドローン操縦士のえいじです。
今回は空撮やドローンをビジネスに利用しようとされているドローン初心者の方にピッタリな練習用ドローン3機体を紹介したいと思います。
今回紹介するのは
1、HS170 Holy Stone
2、F180C Holy Stone
3、X300C G-force
こちら3つの機体です。
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まずは価格比較
トイドローンは競争が激しい為すぐ値段が変わります。
時価ということでアマゾンのリンクを貼っておきますねw
★HS170
★F180C
★X300C
※トイドローンを購入する際は「モード1・モード2」というプロポ(コントローラー)の操作方法を必ずチェックしてから購入されることをオススメします!
HS170 Holy Stone社製について
HS170は最もシンプルなトイドローンでカメラなどがついていない為5,000円前後となっているようです!
これならエントリードローンとして最適ですね。
この機体は友人の話ではデジタルハリウッド(デジハリ)というドローンのスクールで空撮機を飛ばす前の練習用機体として使用したモデルだそうです。
HS170のレビューはこちら
F180C Holy Stone社製について
F180Cはわたしがはじめて購入したドローンで一応カメラもついています。映像をwifi接続できないのでFPVカメラとしては利用できませんがなーんとなくの空撮気分は味わえます。
HS180と兄弟機の様なトイドローンでサイズもほとんど同じとなっていますが、カメラの分だけ重量が重いので上下の揚力コントロールがHS170よりも若干難易度は高いかなと思います。
難しい機体の方が良い!という方はこちらおススメです。
F180Cのレビューはこちら
※わたしがドローンド初心者の時のレビューですw
X300C G-Force社製について
X300Cはわたしがドローン大学校というドローンスクールにて空撮機を練習する前に練習したモデルです。
こちらでかなりみっちりと飛行練習をすれば空撮機でもちゃんと飛ばせる様になると思います。
この機体はFPV接続で映像を撮影できる為遊びに使用しても面白いかと思います。前の2つの機体よりもサイズは少し大きいですがホバリングなどは若干安定しているかなと思います。
※真ん中上の白色の機体です
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ドローンの操縦練習
ドローンの操縦練習の基本は空中でその場に浮かせたままにする「ホバリング」です。
どんな方でもはじめにホバリングを練習すると思います。
スキューバダイビングをされている方なら浮きもしないけど、沈みもしない中性浮力の練習をはじめにしますよね。それと同じ感覚でしょうか。
本格的なドローンは自動航行ができるので屋外ではGPSなどの装置を使うと勝手にホバリングしてくれます。
ですが、ドローンのスクールではGPS機能を切って勝手にホバリングしてくれない「attiモード」というモードで練習を行います。
何故かというとGPSがキャッチできない場面でもマニュアル操縦で飛ばせる様にする為です。
では、何故マニュアル操縦で飛ばせる様にするのか?どんな場面が想定されるかというと
- 飛行中にGPSが途切れると自動飛行やホバリングをしてくれないので危険
- 飛行中に屋外から屋内などに移動するとGPSが途切れちゃんとした飛行ができない
こんな理由から一般的なドローンスクールではattiモードで練習を行います。
操縦練習に向いているトイドローン
先ほども書きましたが、ドローン操縦の基本は「ホバリング」よってホバリングが難しい機体をあえて使うことが練習になるという事になります。
なーんて書いていると結構ストイックに見えますねw練習もなかなか面白いですよ(笑)
さて、話を戻しますがwホバリングが難しいトイドローンはズバリ「気圧センサーが装備されていない機体」です。
気圧センサーは高度を維持するセンサーで、こちらがないと上下の動きも自分で操作しなければ墜落してしまいます。
という事で練習に最適な機体選びのポイントがわかりましたね!
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ドローン操縦の難しいところ
ドローンは機体が前後左右様々な向きで飛行します。プロポというコントローラーで操縦する際にドローンが前向きであればゲームの様な普通の感覚で前後左右上下の操縦ができます。
ただしこれが対面になると右左の操縦が逆になります。
この操縦に慣れる事がとても難しいんです。
ドローン操縦は一度パニックになってしまうと頭が真っ白になってしまい危険です。
どの位危険かというと、回っているプロペラに体があたると切れてしまう可能性がある位危険なものです。
ですのでしっかりとした操縦技術が必要となってくるんですね。
ドローンの自動飛行でも現段階ではマニュアル操縦でリスクヘッジ
少し話しはそれますが、福島県南相馬市で楽天がローソンと組んで「からあげくん」などを届けるドローン物流の実証実験を行っている事は皆さんもお聞きになった事があるかと思います。
基本的にはドローンの物流は自動飛行なのですが、万一の為に飛行経路の途中に数名のドローンオペレーターを配置し有事の際にはオペレーターが自動操縦を解除しマニュアルで飛行する様なリスクヘッジをされているとの事です。
楽天さん素晴らしい危機管理ですね。
いかがでしたでしょうか。ある程度勝手に飛んでくれるドローンですが
実際に空撮やビジネスで利用する時に一番大事な事は
安全第一!
この当たり前ですが一番大切な事を練習できるトイドローン。
紹介したドローンは自宅でも練習できますので、本格的にドローンを操縦しようと考えている方はこれらのトイドローンを利用してみてはいかがでしょうか。
★HS170
★F180C
★X300C
以前投稿したこちらの記事もよろしければどうぞ。